
懐紙入れや懐紙は女性が持つもの…と思ってはいませんか。
懐紙は男性女性にかかわらず、だれもが持てるアイテムです。
ご存知のように、懐紙は茶道の世界では男性女性を問わず必携の道具です。でも、実は茶席でなくても懐紙は使っていいものなのです。
懐紙の良さは、一枚の紙が「書く」「拭く」「包む」というすべての用途に対応しているところです。
目的別に作られている洋紙など他の紙との違いはここにあります。
食事のとき、メモ用紙として、ポチ袋など、持っていて良かったと思うシーンが必ずあります。
持つことに慣れれば、毎日何かしら使い道があることにも気がつくはずです。
今日からあなたも懐紙デビュー、いかがですか。

「懐紙をどう使ったらいいのですか?」とよく聞かれます。
一般的な使い方としては
* 食事の時に口をふく
* テーブルにこぼした時に拭き取る
* 折りたたんでコースター代わりに
* メモ用紙や便箋代わりに
* お金の受け渡しに
* ハンカチ代わりに
などの使い方をおすすめします。
懐紙の中には吸収性を抑えたものがありますが、拭き取るためには吸収性の良いものをおすすめします。
使い方をもっと詳しく知りたい方は、ブログ「
辻徳〜懐紙活用術〜」を参考にしてください。

和紙のルーツとなった紙は紀元前100年ごろに中国で既に作られていました。
日本に紙がもたらされたのは奈良時代といわれています。その後、国内に紙漉きが広まり、中世までにはかなり生活の中に浸透していたようです。
紙を発明した中国よりも、紙漉きの技術はむしろ日本で発達していき、広く生活の中で使われるようになりました。
懐紙は、読んで字のごとく「懐」にいれる紙ですから、普段から着物の懐に入れて、何かの時には取り出して、
ティッシュペーパーやハンカチ、メモ用紙などの役目を持っていたのではないでしょうか。
今では、懐紙はお茶席でお菓子を取り分けてのせるという使い方しかないように思われていますが、
本当はもっといろいろな用途に使えるものなのです。