懐紙の使い方 名刺ケース
あけましておめでとうございます。
元旦からいいお天気で、新しい年が明るくなるような気がしてきます。
でも、北の国の方では雪が降り続いている様子、どうぞお気をつけてお過ごしください。
さて年の初めに懐紙の使い方を一つご紹介します。
「名刺ケースの作り方」
1 懐紙を裏向けに置き、名刺を中央(だいたい、で結構です)に置きます。
2 名刺の下の線に沿って、折ります。
わかりやすいように、名刺をわざと右にずらしていますが、
実際は真ん中に置いたままです。
3 自分の名刺の名前が出るところで、折り下げます。
名前が下のほうに印刷されている名刺の場合は、どうしましょうか・・・
その場合はロゴや会社名などが見えるだけでいいと思います。
4 下の折った部分をもとに戻して、今度は名刺の横の幅に合わせて両側を折ります。
5 名刺より下の折った部分をもう一度折り、名刺より上の部分を名刺と同じ高さになるよう(または名刺より少し大きめに
折り、
6 更に上端を2,3センチ折り曲げます。
7 5で折った部分(名刺の上線に合わせて折った部分)を開き、名刺を取り出します。
8 7で開いた部分を元に戻し、3で折ったところに差し込みます。
9 名刺を入れて、出来上がり!
真ん中に柄のある懐紙で作ったので、裏返すとこんなふうに柄が出ます。
あえて柄のない懐紙を使って、裏側や表の部分にメッセージを書くことも出来ます。
どうでしょう。
おわかりいただけたでしょうか。
ちょっと難しかったかもしれません。
折り方はちょっと違いますが、これをもっと簡単に折れるよう説明の図入りの懐紙が
「折懐紙」です。
折り方の図も載せていますので、参考にしてください。
今年も、懐紙の使い方や辻徳の折々のことをお知らせしていきたいと思っています。
どうぞもよろしくお願いいたします。
辻徳では、お茶席だけでなく、普段から懐紙をおしゃれに使う方法をご提案しています。
普段使いできるポップな柄や古典をモチーフにしたものなど、多数取り揃えております。
また、懐紙のオーダーメイドも承りますので、お気軽にお問い合わせください。
●辻徳の商品はネットショップからご注文いただけます。