懐紙でマスク
2020/03/16
世界的にコロナウィルスが流行しています。
マスクが必需品になっていますが、薬局に行っても売り切れで、入手が困難な状況が続いています。
そこで、思い出したのが献茶で使うマスク。(口覆)
私が習っている煎茶道に上流では、献茶の際に懐紙で作ったマスクを使用します。
これが使えないか、試してみました。
口覆とは少し違う作り方です。
①用意するもの
大判の懐紙*普通サイズでも構いませんが、できるだけ大きいほうが飛沫が飛び散りにくと思います。
パンチ
紐(表面がつるつるとした化繊系がおすすめ)約1m
マスキングテープ
②懐紙を二つ折りにします
③両サイドにパンチで穴をあけます。
④左右にそれぞれ紐を通して端を玉結びします。
紐の長さは1本50cm程度。1mの紐を半分にします。
⑤3センチ程度のマスキングテープを紐の適当なところに軽く巻き付けます。
この時、あらかじめ手などに数回貼り付けて粘着力を少し軽減しておくことをお勧めします。
⑥耳にかけてみて、ちょうどよい長さのところにマスキングテープをスライドします。
⑦スタッフが掛けてみました。
小顔の女性なので、ちょっと大きめに見えますが、これくらいのほうが飛沫の拡散を防ぐにはいいと思います。
コロナウィルスにかかっていなくても、人中でくしゃみや咳をすることがはばかられる昨今、
こんな自作のマスクも役に立つと思います。
株式会社辻商店
辻徳では、お茶席だけでなく、普段から懐紙をおしゃれに使う方法をご提案しています。
普段使いできるポップな柄や古典をモチーフにしたものなど、多数取り揃えております。
また、懐紙のオーダーメイドも承りますので、お気軽にお問い合わせください。
●辻徳の商品はネットショップからご注文いただけます。