懐紙をお供えに使うとき
2021/07/14
本当に久しぶりの投稿です。
先日、メルパルク京都カルチャールームで、「暮らしに役立つ懐紙の使い方」をテーマにお話しさせていただきました。
当日は7名の方が参加され、一時間半、懐紙について学んでいただきました。
そこで出た質問です。
「懐紙を神様や仏様にお供えするとき、懐紙の向きはどちら向きにしたらいいでしょうか」
実は、私もその点は疑問に思っていたことがありましたので、後日、礼法の後藤先生にお聞きしました。
結果として、懐紙は神様(仏様)のほうに向けておくのが良いということです。
二つ折りにした輪を向こうに向けておくことになります。
ちなみに、後藤先生の嫁ぎ先の神社(出雲大社与謝分祠)では、紙を三宝の四方に垂らすので、紙の向きは考えなくても良いのだそうです。
神社、お寺、地方によって紙の敷き方も違うことと思いますので、一概には言えませんが、お供えは神様(仏様)に捧げる物であれば、やはり紙の向きも神様(仏様)のほうに向けるのがすじ、ということになると思います。
株式会社辻商店
辻徳では、お茶席だけでなく、普段から懐紙をおしゃれに使う方法をご提案しています。
普段使いできるポップな柄や古典をモチーフにしたものなど、多数取り揃えております。
また、懐紙のオーダーメイドも承りますので、お気軽にお問い合わせください。
●辻徳の商品はネットショップからご注文いただけます。